概要
2013年初めてということで「新春LT大会」と称して開催しました。LT大会と言いながらLTは飛び入りも含めて6つなのはご愛嬌ということで。いつもに比べ少々人数少なく25名程度でしたが、セッションでも話していただいた、RoDEPさんのロボットの操作体験があったり、積極的に交流する人が多かったのか、なかなか盛り上がりました。
開催日時&場所
2013/1/9 (水) 19:00 – 22:00
Rudies Cafe
参加人数
29名(学生:17名、会社員:7名、大学教員:4人、行政関係:1名)
告知ページ
Ustream配信
http://www.ustream.tv/recorded/28347240
99分12秒:RoDEP, @tarunon, @goking, @sgtakeru
http://www.ustream.tv/recorded/28348372
62分42秒:RoDEPのレスキューロボット操作体験, 山崎重一郎さん
セッション
Long Talk
レスキューロボット製作サークル RoDEPの活動紹介 by RoDEP
九工大情報工学部のレスキューロボット制作サークルである、RoDEP – Robot Development Engineering Project – が、2ヶ月余りの短期間かつ10万円台の製作費という厳しい条件で、タイで開かれた国際大会に出場するまでを話してくれました。実際にロボットも持ってきてくれていたのですが、予算を抑えるために釣竿やスケールなどかなり身近な素材をうまく活用していてその発想力にしびれました。
次の大会に向け、スポンサー募集中ということなので、企業の方は是非支援して頂けるとうれしい限りです。
Lightning Talk
ぼくのかんがえたさいきょうのついったーくらいあんと by @tarunon
もはやeTN恒例の@tarunon節は今年も健在。ここで披露していいのか?というそれなりに売れそうな、ジェスチャーが使えてJavascriptが動かせるTwitterクライアントのアイディアを紹介してくれました。UIWebViewにLocation管理させてモゴモゴ…。
それから、SySightがAppBankに取り上げられるかも、という話もあったり。
で、実際に取り上げられましたよ!! すげェ。
Vol.3でLTした話をようやくUpdate。mrubyをarduinoっぽく使えるようにするためのブートローダ+mrubyライブラリがmrduino。mrubyバイナリを、USB経由でターゲットボード(STM32F4-Discovery)に転送できるところまでできましたよ、という報告でした。
Raspberry Pi with mruby by @techmedia_think
mruby続きで、Raspberry Piというtiny & cheapなコンピュータで、mod_mrubyを組み込んだApacheサーバを立ちあげて見たという話。mod_mrubyを使うと、ApacheのモジュールがRubyで書けてしまうというもので、文字列処理とかの記述が面倒なC言語を使わなくていいというのが最大のメリット。まあ、わざわざRaspberry Piを使う必要はどこにも無いのですが、LTですから面白ければいいんです。
Rubyデバッグ道場 irbカスタマイズ by @sgtakeru
時間がなかった&長くなりそうだったということで、急遽irbrcをつかったirbのカスタマイズの話になりました。参加者の中にはirbを知らない人も多かったのですが、irbを起動したら今日の天気は出てくるは、コマンド一発で今日やってるアニメ番組は出てくるは、というかなりイッてるカスタマイズに、irbrcをみても自分でもよく分からなくなって来たというオチ。
今後のネタとして、環境のカスタマイズ自慢も面白いかな〜と思ったり。
Ruby 2.0でlazyなN-Queen by 山崎重一郎さん
2013年2月にリリースされると言われているRuby 2.0。その目玉機能の一つであるlazyを使ってN-Queen問題をlazyに解いてみようという、近大の山崎先生の話。lazyのコンセプトを分かりやすく解説して頂きました。しかも、N-QueenもRubyだと、4行で書けてしまう!!(まあ、解読するのは一般ピーポーには難しめですが)。
その他
- 山崎先生と@tarunonが、トルコの認証局による中間CA証明書の誤発行問題の対策について熱く語ってました(結果は知らないけど)。この件もぜひ次回以降のネタで。
- RoDEPのレスキューロボットの操作をさせてもらえるということで、みんな群がってました。モノがあるとこういう体験ができて楽しいですね。