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e-ZUKA Tech Night 番外編!!まとめ

e-ZUKA Tech Night 番外編!!

Silicon Valley Nightと称しまして、今回もSilicon Valley (SV)よりビックなゲストをお招きしました! 1万人を超えるメンバーを擁する、SVのTechスタートアップのコミュニティH/F(Hackers and Founders)の代表、Jonathan Nelson さん、Cisco Systems Richard Pruss さん、Jessie Chenさんにお越しいただき、SVの動向などを語って頂きました。LTではe-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト2014やGlobal Game Jam 2014 in Iizukaの出場者が登壇しました。 DSCN1574 はじめにeTSの理事長である高橋さんがゲストの皆さんにe-ZUKA Tech Nightの説明をしました。「飯塚は福岡の中心に位置し、2つの工業系の大学を有します。学生も多く40を超えるスタートアップがあります。それらをつなぐ為に作ったのがe-ZUKA Tech Nightです!」と張り切って話されていました。
そしていよいよSVのゲストの皆さんのお話! DSCN1582 Jonathan Nelson さん(Hackers and Founders / Founder and CEO)
「私は幼いころからナード(オタク)で、その頃からプログラミングを始めました。インターネットが広まる前に大学でコンピューターを専攻しようと思ったけれど、父にまだ時機が早いから看護師になったほうがいいと言われ、看護師になりました」と、まさかの異業種からのスタートだったことを告白!会場からも「おぉ!!」という声があがっていました。しかしながら、やっぱりコンピューターをしたいという思いが強く、33歳のときに大学に戻り、その後、様々なプログラミング言語を学び、常に新しい物を求めていた際に、スタートアップを知り、「とてもクリエイティブな活動だ!」と興味をもたれ、SVに引越し、熱心に開発に励んでいたとのこと。それから数ヶ月した頃に奥様に「いい加減、たまには外にでも出て、誰かと話してきなさい」と言われたことをきっかけに、バーに行くようになり、そこでの出会いがコミュニティーになり、3人、8人、10人と人が増えていき、現在では世界23各区で53のチャプターと呼ばれる下部組織が立ち上がるまでになったそうです。
DSCN1596会場 からは「日本初のチャプターになってもいいの?」という質問が あり、「Yes,please!」とのこと!ただし、4つの原則を守ってねということでした。
4つの原則!

  1. 嫌な奴になるな(笑)
  2. 小規模のテック企業やコミュニティーの中の企業をサポートする活動をすること。
  3. Hackers and Foundersの名前を使用するのであれば取り扱いに注意を。
  4. ビジネスのときにどういった問題があるのか課題の情報を流してほしい。

また、「仮に飯塚がチャプターになるとして、どういった手順をふめばいいのか?」という質問があり、Hackers and Foundersが資金を提供するわけではなく、まずは「Hackers and Founders’Co-op」の5つの質問事項に答えて申請し、4人の起業家がそれを評価し、得点がよければ、投資家と面接するチャンスを得られるとのこと。DSCN1597
審査に落ちた場合でも、3ヶ月に1回のペースで再度申請ができるらしく、学びながら次のステップへを意図しており、諦めず挑戦することが重要だそう。
DSCN1604Richard Prussさん(Cisco Systems)
続いてRichard Prussさん!いらっしゃる前まで今日はインターネットセキュリティーについてお話しようとされていたらしいのですが、学生の参加が多数だったのをみて、急遽、面白い話がいいだろうと、CISCOの創業時について話して頂きました。なんでも初めに創業したのは当時大学院で一緒に研究していたカップルだったそうな。しかもそのカップルですが、スタンフォード大学のハードウェアやソフトウェアをコピーして周辺の会社に売っていたらしく、それが大学側にばれて、男性の方は大学に訴えられ追い出されたそうです。しかしそんなことはあまり気にも留めず、その彼が立ち上げたのがCISCO!ちなみに「CISCO」はサンフランシスコからとった名前で、同時期に同じくスタンフォード大学からコンピューターを盗んで立ち上がった会社があり、それがSunだったそうです。
最初はコピーから始まった会社が、その後様々な発明を行い、今では大企業へという過程をみて「才能のある者は知恵を借り、天才はそれを盗む!(笑)」とおっしゃった言葉が印象的でした。
質問では・・・まさかの当初予定されていたお話の方面の質問が!(笑)
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「セキュリティーって・・・どういうことされているんですか?」と高橋さん。お返事としては、Wi-Fiのセキュリティーやプリペイドのワイヤレスの認証等を手がけられていらっしゃるとのことでした。CISCOの創業のお話にも少し関係するのですが、インターネット上の情報は色んな方が見ているため、中には悪質な方がいて、盗まれたりハッキングなどの危険に晒されているのが現状で、日々、インターネット上のセキュリティーについて考えさせられるとおっしゃっていました。
~LT~
最初は「Preslyは何でできてるの?」 P&D 田坂 祐太さんです。Preslyは飯塚アプリコンテストで2部門で受賞したアプリです。立体的なwebコンテンツを利用できるプレゼンテーションツールです。会場から「すご~い!!」の声が続出でした。気になる方は、こちらから!
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続きましてGlobal Game Jam 2014 in IizukaチームB。「大事なことは全部バトエンが決めてくれた」九州工業大学のなーがさんです。QUALITASという音ゲームを作られたようです。プレイ内容に応じて背景の色が変わり、コンボを決めるときれいな背景を見れるそうです。残念ながらデモは出来ないとのことでした。
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最後は「オムライス食べてぇー!」Global Game Jam 2014 in IizukaチームAの発表です。
女の子が作るオムライスを食べるか食べないかを選択し(オムライスは美味しい物もあればそうでないものも有ります)、美味しいオムライスを食べれば好感度が上がり、食べないと下がるそう。また美味しくないオムライスを食べれば吐き出してしまうためこちらも好感度が下がるそうです。これだとただの運によることになるので、心眼システムを導入されたようで、事前にオムライスの中身を知ることができ、美味しくないオムライスを回避することができるようです。また、好感度に応じてマルチエンディングとなっているとのこと。
無題
会場の様子を見てる限り、今回も皆さんが有意義な時間を過ごせたのではないかと思います。
さて明日は、いよいよe-ZUKA Tech Night vol.21ですね!
この度は、鎌倉よりカマコンバレーさんと実は鎌倉出身のマーク・カトーさんをお迎えし、刺激的な会になることが予想されます!!
お申し込みがまだという方はぜひ、ご参加ください。
お申し込みはこちらから!お待ちしています。