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e-ZUKA Tech Night Vol.10 まとめ


all-together

概要

今回は、福岡県さまの取り計らいでシリコンバレーからのゲストをお招きして開催しました。ゲストのみなさんは、前日に開催された「Ruby・コンテンツフォーラムFUKUOKA」に参加(Jeanineさんは講演も)され、当日も「Ruby・軽量RubyビジネスセミナーFUKUOKA」での講演をこなした後と、非常にハードなスケジュールの中で参加いただきました。

しかも、運営側もびっくりする事態が会場準備中に発生。ゲストの皆さんが1時間遅れで出発とのこと。さらに、なんと、あのRubyの父、まつもとゆきひろさんも、何故かゲストとともにタクシーに乗り込んだという連絡が。ただでさえテンパッてたのに、更に追い打ちをかけるような情報に頭が?となったまま準備を続ける僕ら。

そして、予定から遅れること1時間、紛れもなく本物のまつもとさんがそこに。すごいことになっちゃいました。

Guest had arrived

開催日時&場所

  • 2013/2/20 (水)  19:00 – 21:00(18:30開場)
  • Rudies cafe

参加人数

39名(一般22名、学生12名、ゲスト5名)

その他情報

セッション

告知ではゲストの方にお話頂く予定だったのですが、直前のイベントで出発が遅れたこともあり、残念ながら時間が取れなくなりました。代わりに、事前に行うはずだった、市内企業の公開プレゼンを急遽行いました。

公開プレゼン

イメコンG by 野見山 創さん

株式会社アルコルの野見山さんが、画像変換サービスである「イメコンG」を紹介。「イメコンG」は軽く1000種類を超え画面サイズも様々な日本のケータイに対して、1種類の画像を用意するだけで各機種に最適な画素数に変換してくれるサービス。Google App Engine上で動作しているため、突発的な負荷にも耐えられる上、他社の同サービスと比較して圧倒的な低価格を実現しているとのこと。

やったことある人しかわからないかもしれないですが、ホント、ケータイの画像出し分けって面倒なんですよね。でもコンテンツや商品画像の画質は死活問題なので、手を抜けないわけです。スマートフォンにも対応しているとの事なので今後も楽しみです。

Educational Products Overview by 高橋 剛さん

株式会社ハウインターナショナルの高橋さんより、教育市場向けの製品・サービスの紹介。学生が自分の学習成果を記録していくことで、ふりかえりと気付きを得ていくという、電子ポートフォリオシステムEdieaとその関連の製品紹介を中心に、なんちゃって英語で頑張って説明していました。現在開発中の製品のステマもあったりw

Jeanine Swatton is Talkingvip sheets

診療記録に対する情報トリアージによる個人情報管理の提案 by 山崎重一郎さん

近畿大学産業理工学部の山崎先生より、特にScribdさんに対しての提案。震災で多くの人のカルテが消失し、適切な医療が受けられない状態が発生した。そうしたことを考えると医療情報クラウドで管理するのが適切だが、個人情報保護の観点から難題も多い。しかし、特に命に関わるような情報については、日本では個人情報保護法の対象外となるため、メタ情報を付加して閲覧を適切に制御すれば、Web上で共有することも出来るのでは無いか?というお話。

本題とは関係ないのですが、Scribdさんへの通訳を流れ的にまつもとさんにやって頂くことになってしましました。まつもとさん、ごめんなさい&ありがとうございました!

Hello, e-ZUKA! by Jeanine Swattonさん

Jeanineさんから一言挨拶を頂きました。でも、誰も通訳していただけず、内容はわかりませんでした。ごめんなさい。Ustreamの録画にもこの部分、音声が残ってなかった…。だれか理解できてかつ覚えている方、教えてください。

Lightning Talk

mrduinoconversations

Libing for iPad by @tarunonさん

@tarunonこと齋藤さんから、昨年(2012年)の九工大プログラミングコンテストの準優勝賞品であるiPadを使って、iPad版Libingを開発してみたという話。iPhone版は、とにかく1本指ジェスチャーにこだわったが、iPad版は画面が広いので2本指に対応。あと、次期メジャーアップデートのLibing 3.0.0ではiCloudに対応し、ブックマークや履歴を同期可能にするとか。 終了後、Jeanineさんと意見交換していたようです。もしかすると海外でのブレイクも近いかも!?

Mrduino 0.0.4 by @goking

おなじみのMrduinoの話。前回(バージョン間違えて0.3として発表したもの)、一定期間動作させるとフリーズしてしてしまう現象を修正。原因はメモリ確保のページサイズが大きすぎたことと、GCが適切なタイミングで動作していなかったことだったらしい。GCの問題点を話すも、まつもとさんを目の前にかなりおっかなびっくりだった様子。 意外と、GitHubとScribdのエンジニアに受けていて、少し気を良くしているっぽいですが、今後どうなることやら。

スライド☆ぱずるげっと by 蒋 宗孝さん

福岡ビジネス・デジタル・コンテンツ賞に企画を応募して、見事本選出場を果たした蒋さんが、その企画内容を紹介。誰もが一度は遊んだことのあるスライドパズル。これを一定時間にクリアするとスタンプがもらえたり、クーポンが貰えたりするというもの。企画だけでなく、実際に動くものをぜひ見てみたい!きっと作ってくれるはず!

Rubyで視覚暗号 by山崎重一郎さん

視覚暗号という人間の目の特性を生かした暗号を、Rubyで生成してみるという話。2枚の白黒のモザイクを重ねあわせると、文字が浮かび上がって見えるという視覚暗号。片方のパターン自体は完全にランダムに生成し、もう片方を部分的に(文字のパターンに合わせて)異なるパターンに置き換えると、完成。理論的な話はさて置き、単純に面白かったです。それは、暗号と言えるのか?と、大学の先生3名で議論が巻き起こっていたのがeTNの面白い所w

最後に

今回、シリコンバレーからいらっしゃったゲストを簡単にご紹介しておきます。

Jeanine Swatton さん(写真左)
Jeanineさんは、シリコンバレー最大のRubyコミュニティとして知られるSilicon Valley Ruby on Railsの主宰者。UCSC Extension in Silicon ValleySilicon Valley UniversityでiOSやRubyのクラスも持たれています。今回、Ruby・コンテンツフォーラムFUKOKAで基調講演を務められました。

GitHub
ソーシャル・ソースコード管理サービス、みんな大好きなGitHubを運営 。OctCatはどこでも人気者ですよね。今回は、Tim Clem さん(写真中央左)、 Andy Delcambre さん(写真中央右)が参加されました。

Scribd
文書共有サービスであるScribdを運営。利用者がWordやPDFなど様々なフォーマットの文章をアップロードすると、ブラウザのみで閲覧できるよう変換をしてくれます。有料コンテンツとして配布することも可能なドキュメントプラットフォームです。今回は、Michael Lewis さん(写真右)が参加されました。

そしてもう一人のサプライズゲストです。

matzfunny guests

まつもとゆきひろ さん
言わずと知れた、プログラミング言語Rubyの父。通称Matz。 最近はmrubyの開発も精力的に行なわれています。ジョークで笑いがとれるレベルの英語で海外のカンファレンスでの講演もこなす、日本のIT業界のヒーロー。

ゲストのみなさま、そして、飯塚への案内と調整をして頂いた、福岡県商工部商工政策課、および福岡県サンフランシスコ事務所のみなさま、本当にありがとうございました。

今回のe-ZUKA Tech Nightは、飯塚が「e-ZUKA」として世界に知られるのも夢ではないかもと、勘違いするに十分なシチュエーションでした。そして、この勘違いをいい意味で利用して、もっともっと色々なものを生み出して、発信し続けていこうと誓ったのでした。

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About goking

e-ZUKA Tech Nightの幹事っぽいことをしています。 株式会社ハウインターナショナル 取締役CTO