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e-ZUKA Tech Night vol.38 レポート


皆さんこんにちは!
遅くなりましたが・・・11月29日に開催しましたvol.38のレポートをお送りいたします!

最初のセッションは、株式会社フロム・ソフトウェアより、『DARK SOUL』『Bloodborne』などのタイトルでリードプログラマを担当された伊藤淳さんに人気ゲームの裏側についてお話していただきました。

テーマは

「ハイエンドゲーム開発におけるゲームエンジニアの役割と課題」

ハードウェアの進化に伴い、ゲームの開発環境も大きく変化してきました。
それによって変わってきたエンジニアの役割や現状の課題などについて、ハイエンドゲーム開発をベースにお話しいただきました。

ハイエンドゲームの開発だとUnityやUE4などを使ったゲーム開発ではなく、UE4とかを作るのが仕事になってくる、とのこと。また、規模が大きくなるとゲームをエンジニアが開発することは少なく、ボタンを押したらどう動くというようなことは、プログラマーではなく専門職であるプランナーの仕事になってくるそうです。

ハイエンドゲームのエンジニアのメインの仕事は、開発全体がうまく回るための改善のイテレーションを回していくこと、そして、1本のタイトルにかかる期間は3〜4年。プロトタイピング時は数人で、その後コアの人数は十数人。

ハイエンドゲーム開発のエンジニアの仕事は、他のゲーム開発のエンジニアの仕事とは結構違うようですね。ハイエンドゲーム開発の中身はおもしろそうでした!

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続いてのセッションは、九州工業大学の田中研究室のみなさんによる発表でした!
研究室での研究とはまったく関係のない話題ばかりでしたが、大変盛り上がりました♪

トップバッターは、中田知宏さんによる「Cloud Spiralの夏期合宿に行ってきました」

CloudSpiralというのはenPiTの中の1つのグループで、その合宿に行ってきたそうです。
1回目の合宿でチケット予約システムを作る。(ぴあみたいな)
短期間で開発完了するのは無理なので、本来の目的はチーム開発をどうやっていくか。困った時に自分で解決するのに固執するのではなく、チームで共有して効率的に問題を解決するようにしていったそうです。

続いては、今村彰太さんによる「はじめてのRailsアプリ」


今村さんは島根県のモンスター・ラボさんのインターンシップに行ってきたそう。渡された仕様書を元にRailsアプリを作ったそうです。wi-fiに接続してその場でアンケートを実施しましたが、wi-fiに接続できたスマホが限られていて、ちゃんとしたアンケートにはなりませんでしたが、面白い結果が出て盛り上がりました。

次は安田一馬さんによる「簡単なSTGを作ってみた‼」
安田さんは今回LT初チャレンジ!


STGとはシューティングゲームのこと。某サイトで難易度Lv2だったので簡単そうだと思い作ってみようと思ったそうです。
せっかくなので死にゲーを作ろう(↑某ゲームを真似て)ということで、敵の攻撃を激しくするタイプのゲームに。Android Studio使って作ってみたのですが、死んだ瞬間アプリも落ちる・・・ということに。死にゲーは完成して終わりではなく、せめてアプリは落ちないようにしたα版で完成ということにしたそうです・・・。ゲームする方はクソゲーって言えるけど、開発してみるとクソゲーじゃないゲーム作るのは大変。今後はユーザー目線で開発したいとのことでした。

続いては樽水康平さんによる「mrubyで音響処理」


田中和明研究室!ということでmrubyの宣伝と音響処理の紹介をしてくれました。
rubyを使って音声しゃべるアプリを作ったが、Linux上で作ったところWindows上で動かない。Windowsで動かないとか××じゃないか!
そこで、mruby。mrubyを使うとコードはCの1/3で、VMで動くからWindowsでも動くとのことで、mrubyでのライブラリ開発をC言語を使って開発したそうです。音楽の再生部分はLinuxだとSox、WindowsはWindowsAPI。mrubyのRiteVMでそれぞれOS向けに切り分けて動作するようにしたそうです。まだ楽曲データ本体はかけるようになってないので、今後実装するようです。最後にmrubyはOSSとしてGithubからインストールできるので帰ったら触ってみてくださいとのことでした。

最後は森田亘さんによる「あなたの美人をレコメンド」


最初に、みなさんにとってビジンとはどんな人ですか?例えば、ガッキー。自分としてはもうちょっとふっくらしてほしい。そこで自由度の高い記述であなたのビジンをレコメンドしたい、そんなプロダクトを作ったそう。
ビジンの記述を書いていき、「顔が小さくて体型がスリム」と指定すると、名詞と品詞を分解して、画像とマッチングする仕組みだそうで、ソースはこちらで公開してるので是非使ってみてください。ビジンの画像は自分で用意してね、だそうです。

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続いてのセッションはLTコーナー!

最初はふくおかフィナンシャルグループの今村さんによる「XTech Innovation 2016の紹介」


最優秀賞100万円のコンテストで地方創生やビッグデータ、AIをテーマに募集してるので是非応募してね!結構、福岡地場の大手企業さんもいらっしゃるとのことでした。

次はくはらさんによる「Processingによる演奏?ツール」


授業のTAでProcessingに出会って、デジタルアートチックみたいなのを作ってみたそう。その名もコズミックサンドボール!ARマーカーを使って加速度を調整し、ボールを落とす。落としたボールを音楽を奏でる、というもの。ARマーカーを入力に使うアプローチはおもしろかったです。

次はAkio Itayaさんによる「趣味で作ったmacOSアプリが巷で話題に!?」


プロ生ちゃんのmacOS登場アプリを作ったとのことで、AkkeyLab(アッキーラボ)で検索すると出てくるそうです。

次はMarii Yamadaさんによる「大学祭の模擬店でデザインの力を感じた話」


11月11日から12日の北九州市立大学の学祭で、デザインの勉強を始めて初の模擬店を出した際、2本1セット120円のりんご飴と、芋タルトを販売していたところ、「2本付いてくるの?」「タルトが小さいのに高い!」というクレームが。これはデザインの問題では?と思い、お客さんの気持ちを考えよう、看板と売り文句を変更しよう。セット価格の推しと2本で100円であることを迷わないように、そしてワンコインで買えるというのが絵で直感的に分かるように。すると看板を変えるだけで売上が上がったそうで、デザインって絵を書くだけじゃなくて、ユーザの体験をデザインするのもデザインだと話していました。

最後ははAki(Freddi)さんによる「LET’S CTF」


CTFとは、Capture the Flagの略で、旗取り合戦のこと。今回はクイズ方式でした。というわけで12月にCTFのオンライン大会があります。 一緒にCTFやりましょう、とのことでした。

以上でLT終了。

交流会の前に記念撮影をしましたが、60名以上の参加者でしたので、1枚に収まりきらず、2枚にわけてとりました|д゚)

交流会では、フロムソフトウェアさんの周りに人だかりができ、たくさんの学生さんが質問などされたり、LTで発表されたツールを見てみたり、とても活発な交流会となったようです。

次回は毎年恒例となっております、九州工業大学情報工学研究院enPiTクラウドコースの学生さんによる最終成果発表会が来年1月18日(水)に開催が決定しております!
Doorkeeperがまだできておりませんが、ぜひご予定のほどよろしくお願いいたします。